
男性の妊活も必要不可欠!今から出来る妊活法やセルフチェックとは
「赤ちゃんを授かりたいね」夫婦間でこんな話題が多くなる頃、高まるのが妊活へ意識です。少し前までは、妊活というと女性が積極的になるというイメージがありましたが、最近では男性も女性に負けないくらいの努力が必要だとも言われています。
男性の妊活とは何か?どんなことを意識すればよいのかなど詳しくご紹介していきたいと思います。
不妊の原因は男性にもあった!半分は男性が原因
妊活を始める前に知ってもらいたい事があります。それは夫婦によって妊娠までの道のりは全く異なるという事。妊活をスタートしてすぐに妊娠する夫婦、そして、1年以上避妊をしない夫婦生活を送っても妊娠に至らない夫婦です。
後者の場合、不妊症と診断されますが、これは男性、女性のどちらか、または両者に妊娠に至らない何らかの原因があるという事です。
不妊症と聞くと、どうしても女性側に原因があるというイメージが強くありますが、これは大きな間違いです。実際には不妊症の原因の半分は男性にもあるとも言われています。
参照:https://zexy.net/article/app000100765/
夫婦で始める妊活~生活習慣の見直し編~
妊活を意識するにあたって、夫婦のどちらかが一生懸命になることだけは最も避けたい事態です。そして、妊娠しにくい状態を少しでも良い方向へ導く為には、普段の生活習慣の改善が重要であり、妊娠への近道となります。
不妊の原因その①過度なストレス
日常生活で誰もが抱えているのがストレスです。人間関係や仕事など、ストレスを全く感じないという人の方が少ないのではないでしょうか。
ある程度のストレスは仕方がないものの、過度なストレスは不妊の原因となります。リフレッシュ法を見つけたり、ストレスそのものを減らすような環境作りが大切です。
不妊の原因その②運動不足、血行不良
昔はよく体を動かしていたけれど、最近は全く運動をしていない、そんな人も多いですよね。運動不足は血行不良につながります。血行不良は体の様々な機能を低下させる原因となりますので積極的に体を動かすように意識してみましょう。ただ、突然激しい運動をするのはNG、ウォーキングをしてみる、エレベーターを使わずに階段を使用してみる程度でも構いません。無理のない範囲で体を動かす場面を増やしていきましょう。
不妊の原因その③喫煙
喫煙はある意味ストレス軽減法の一つであるとも言われていますが、健康面に関してメリットはありません。また、喫煙は精子の質を悪くさせる原因となりますので妊活を機にキッパリやめるのが得策です。
不妊の原因その④肥満、痩せすぎ
いくつになっても気になるのが体型についてですよね。30代前後からは肥満ぎみになってきたり、逆に過度なダイエットをして痩せすぎてしまうというケースも少なくありません。
しかし、肥満、痩せすぎといった状態は妊娠しやすい体だとは言えず、むしろ不妊の原因になる可能性もあります。最も健康であると言われているBMIが22前後だとも言われていますので一度チェックしてみてくださいね。
BMIの求め方↓
BMI=体重㎏+(身長m)×(身長m)
不妊の原因その⑤食生活
体作りの基盤となるのが食生活。偏った食生活は体に悪影響を与える恐れもあり、不妊の原因にもなりかねません。1日3食欠かさず食事をとることはもちろん、ジャンクフードを出来るだけ避けたり野菜を積極的に食べるようにしたりといった工夫が必要です。
そして、男性の場合には妊娠力を高める食べ物として大豆や全粒穀物、ヨーグルトなどがおすすめです。また、葉酸も積極的に摂取したい成分ですのでサプリなどを利用しながらバランス良く体に取り入れていけるのが理想的です。
不妊の原因その⑥実はだめだったあの行為
ストレス発散や体の疲れを取る方法としてサウナがあります。男性の中でもサウナが大好き!!という人も多いのではないでしょうか。ただ、妊活するうえでサウナの利用は好ましいことではありません。
男性の場合、妊娠率に影響を与えるのが精子の質です。精子の質が良ければ良いほど妊娠率が高くなると言っても良いでしょう。しかし、精子はとても熱に弱い性質を持っており、サウナのような体を温めすぎる環境下で過ごす事は精子の質を下げてしまう恐れがあるのです。
体を温めすぎてしまうのはサロンだけではなく、熱い湯船や膝の上でのパソコン操作も同様です。膝の上でのパソコン操作は意外にも陰部周辺を温めてしまう原因になりますので避けた方が良いでしょう。
夫婦で始める妊活~医療機関編~
【妊活=不妊治療】といったイメージが先行しがちですが、それだけではなく妊活妊娠に関する知識を深めたり、妊娠しやすい体作りを意識したりするといった活動全体の事を言います。
妊活のスタート段階として、ぜひ行っておきたい事。それが妊娠に向けた体のメンテナンスです。
女性の場合には風疹のワクチンを接種しておくことが大切です。もしも、妊娠中(特に初期)に風疹に罹ってしまうとお腹の中の赤ちゃんに先天性風疹症候群になる危険が高まり、先天性心疾患や難聴、白内障といった症状が出る恐れがあります。
風疹に罹らないための対策として予防接種がありますが、風疹の予防接種は妊娠中には接種出来ず、接種後2カ月間の避妊が必要です。
男性の場合は、本人が風疹に罹ることで妊娠に影響があるわけではありませんが、女性側に風疹を感染させてしまうリスクがありますので一緒に予防接種を済ませておくと安心です。
そして、性病の有無や精子の質やをチェックするブライダルチェックを産婦人科で受けてみるのもおすすめです。もしも、不妊治療をスタートすることになったとしても、男性側の検査や治療は女性側よりもある程度の時間差があることがほとんどです。あらかじめ妊娠しにくい原因の有無をチェックしておけば、それに見合った治療をすぐにスタートすることが出来ますからね。
夫婦で始める妊活~セルフチェック編~
先ほどの項で、男性のブライダルチェックについてお話しましたね。医師と相談しながら体のチェックをしておくことはとても大切な事です。しかし、男性の場合仕事が忙しくてなかなか病院に行けない、病院で検査をすること自体に抵抗があるという人も多いはずです。
そんな人におすすめなのがTENGAのメンズルーペ。メンズルーペは精子の状態を簡単に自宅でチェック出来るキットです。チェックの方法は至ってシンプル、精液を採取ししばらく放置します。そして、ルーペをスマートフォンのカメラにセット、液状化した精液をプレートに塗布したらスマートフォンにセットしたルーペ部分に重ねるだけで準備完了です。カメラを起動させると、550倍のレンズで動く精子の状態を観察することが出来ます。また、メンズルーペのアプリをダウンロードすれば6段階の精子サンプルと比較することも出来ます。精子の量や動きなどがどの程度なのかを簡単にチェックすることが出来るので病院受診のきっかけにもなります。
また、TENGAからはメンズルーペ以外にも精子力を高める精育支援サプリメントという商品も販売されています。女性の場合には妊活のスタートと同時に葉酸サプリメントを取ることが理想的だと言われており、その男性バージョンと捉えてもらえると良いでしょう。サプリメントはあくまでも精子力を高める補助的役割。しかし、続ける事で質の良い精子を生み出すパワーの源になります。是非試してみてくださいね。
まとめ
赤ちゃんは女性だけが望んでも授かることは出来ません。夫婦が一丸となって妊活に取り組んだ結果、新しい命が宿るのです。不妊治療にチャレンジする夫婦が年々増えていると言われている今、男性側も自分の体の状態を把握し、1日でも早く可愛い我が子に出会えるように頑張りましょうね。