
1日でも早く赤ちゃんに会いたい!理想的な子作りの頻度は?
健康上問題のない夫婦が避妊をしないセックスを適度に行っている場合、1年間で85%前後の割合で妊娠に至るとも言われています。
しかし、赤ちゃんを授かりたいと願う女性にとって1年という期間はとても長いもの。
少しでも妊娠の可能性を上げるために、妊娠しやすい環境作りを試み、子作りに励みたいものですよね。
妊娠しやすい子作りの頻度は?妊娠しやすいセックスのタイミングはいつ?
今回は、妊娠の可能性をアップする上で意識したいポイントをまとめてみました。
妊娠しやすいセックスの頻度
妊娠するためには、精子と卵子が出会う必要があります。これは多くの人が理解されていることですよね。
そして、精子と卵子が出会うチャンスが多ければ多いほど、妊娠する可能性も高くなるということです。
さて、ここで気になるのが妊娠しやすいセックスの頻度はどのくらいなのかという点です。
冒頭でも少し触れましたが、健康上問題がない夫婦が適度な夫婦生活を持つ場合、1年間で85%前後の割合で妊娠に至るとお話ししました。
ここで言う、適度な夫婦生活とは夫婦によって個人差がありますが、だいたい週に2~3回ほどあるのが理想的だと言われています。
この週に2~3回という回数は、精子の寿命に大きく関係しており、このペースで夫婦生活が行われていれば女性側に常に精子がいる状態を保つことが出来ます。
そもそも、精子の寿命がどのくらいなのかはご存知でしょうか?
精子の寿命は数時間、1日、強い生命力があるものだと1週間程度あるなど様々な説があります。
しかし、精子に受精出来るだけの能力があるのは3日程度と考えるのが良いでしょう。
例えそれ以上に寿命が長くても受精能力が落ちてしまっている可能性もあるのです。
このことからも、週に2~3回夫婦生活を行っていれば、精子が途切れることが避けられるということになります。
もちろん、この回数以上に夫婦生活のタイミングが取ることが出来るという場合には積極的にタイミングを取ってもらって良いでしょう。
精子は毎日新しいものが作られていますので射精する回数が増えれば増えるほどフレッシュな精子が作られるようになります。
ただ、毎日夫婦生活をするということは夫婦お互いの協力も必要不可欠ですし、場合によってはセックスレスの原因になるきっかけもありますので注意してくださいね。
また、既にセックスレス気味、忙しくてなかなか回数を増やすことが出来ないという夫婦もいると思います。
このような場合は、精子と卵子が出会うチャンスが少なくなってしまう可能性が高く、妊娠までに時間がかかってしまう恐れがあります。
ですので、より妊娠しやすいタイミングを把握し、そのタイミングに合わせて夫婦生活を取るということがポイントとなります。
では、次の項で妊娠しやすいタイミングについてお話していきますね。
妊娠しやすいセックスのタイミング
先ほどの項では精子をメインにお話ししていきました。
次は女性側の卵子のお話と、排卵日についてです。
妊娠に必要なのは、精子と卵子です。
精子の受精能力はだいたい3日程度、では、卵子は?となりますよね。
実は、卵子の寿命は精子よりもさらに短く、6時間から長くても24時間程度だとも言われています。
しかも、卵子は排卵日という特定日のみに卵巣から飛び出して精子の到着をスタンバイしますので、この排卵日が最も妊娠しやすいタイミングであると言えます。
逆に言えば排卵日を逃してしまうと妊娠する可能性がグッと少なくなるということになります。
そして、この排卵日のネックな部分が、ピンポイントで予測することが非常に難しいということ。
排卵日を予測する方法として、基礎体温を計測したり、排卵検査薬の使用、病院での超音波検査などいくつか手段はありますが、どの場合も100%確実に言い当てることが難しく、あくまでも予測としか言えないのです。
妊娠しやすい排卵日を逃さないためには、排卵が起きそうな期間にどれだけ多くの夫婦生活のタイミングが取れるかがポイントです。
ここで、肝心の妊娠しやすい夫婦生活の取り方ですが、先ほどご紹介した基礎体温や排卵検査薬といった方法を併用し、だいたいの排卵日を予測します。
だいたいの排卵日が予測出来たら、その1週間くらいまえから夫婦生活を行うように意識してみてください。
だいたい1週間前から夫婦生活のタイミングがあれば、排卵日を逃してしまうという可能性は低くなります。
そして、排卵日2日前あたりからはさらに回数を増やせるようにすると良いでしょう。
実際、排卵日当日よりも排卵日2日前の夫婦生活の方が妊娠率が高いというデータもあります。ですので、出来れば毎日、もしくは1日おきくらいのペースが理想です。
また、排卵終了のサインは基礎体温が高温期に入ったこと、おりものが白っぽくなりベタベタに変化したことが目安です。
排卵日は体調やストレスなどちょっとした変化に敏感で、数日前後する可能性も十分あります。
ですので、排卵終了のサインがはっきりと確認出来るまではこまめな夫婦生活を取っておいた方が良いでしょう。
まとめ
妊娠の可能性を少しでも上げるためには、こまめな夫婦生活を取ることと、妊娠しやすい日である排卵日(特に排卵日2日前)を逃さないということが最大のポイントです。
ただ、子作りばかりを意識してセックスをすることは、時に強いプレッシャーとなり夫婦喧嘩の原因になることもあります。
普段から週に2~3回の頻度で夫婦生活があれば妊娠しやすいタイミングをしっかりカバーすることは出来ていますので、後は普段通りセックスを楽しむことを意識してみてくださいね。