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望まない妊娠…どんな方法で赤ちゃんをおろすの?中絶のリスクは?手術以外の方法もあるの?

更新日時: 2019.7.22
  • 大人の性教育
  • 避妊

本来であれば、喜ばしいはずの妊娠。しかし、学生であったり、仕事が楽しい時期であったりする場合には、子供を育てられる環境にないこともあります。そんな望まない形での妊娠をした時に、真っ先に考えられるのは「中絶」。ただ、デリケートな問題であるため、中絶について何か知りたいことがあっても誰にも相談できないという方も多いでしょう。今回はそんな女性のために、中絶に必要な手順や手術方法などについて説明していきます。

妊娠したと思ったら

まず、中絶を考える前にやっておくべきことについてご紹介します。もし今、生理が来なくて焦っているのであれば、薬局で売られている妊娠検査薬で陽性反応が出るかどうか確かめてみましょう。あまり早い時期だと、妊娠していても陰性になることがあるため、生理予定日1週間後から検査することをおすすめします。そこで陽性反応が出た場合、高確率で妊娠していることが考えられますが100%ではないため、必ず産婦人科を受診するようにしてください。医者から妊娠していると伝えられて初めて、中絶するかどうか考えましょう。

後ほど詳しくご説明しますが、中絶の方法としては手術と薬の2つが挙げられます。しかし、薬による中絶はかなりリスクが高く、日本では禁止されているため、基本的には手術によって中絶が行われます。
妊娠週数によって変わりますが、診察後に中絶を決めたら、医師と相談の上で手術日を決定。手術を受ける本人とパートナーが同意書にサインし、手術日当日を迎えます。

赤ちゃんをおろせる期間はいつまで?リスクは?

妊娠にすぐ気づいた場合には良いのですが、普段から生理不順の方だと妊娠に気づかず、いつの間にか中絶できない時期になっていたということもあります。それでは赤ちゃんをおろせる期間はいつまでなのでしょうか?
まず、中絶手術は母体保護法によって妊娠21週6日未満にしか行えないものとなっています。赤ちゃんをおろせる期間は大きく、初期中絶と・中期中絶の2つに分けられます。

初期中絶は、妊娠4週目〜11週6日目。多くの人が中絶を行う時期でもあります。費用は病院によっても異なり、諸々込みで約12万円〜22万円程度。手術当日は、病院に行ってから全てが終わるまでに約半日かかりますが、手術時間自体は5〜15分と短く、当日に帰宅することができます。
搔把という手術を行った場合、稀に子宮を傷つけてしまうことで感染症を引き起こす危険性や、胎児の組織が子宮に残ることで出血が続く子宮内遺残になるリスクもあります。

妊娠中期は、妊娠12週目〜21週6日目。この頃には既に赤ちゃんがお腹の中で大きくなっているため、赤ちゃんは死産扱いとなり死亡届や火葬も必要になります。費用は、3〜4日程度の入院費を含めて約35万円〜38万円と高額。ただし死産扱いになるため、出産一時金の対象にもなり、国からお金が支給されるケースもあります。
リスクとしては、出産とほぼ変わらないため母体にも負担がかかるだけではなく、子宮破裂を起こす危険性もあるのです。

薬による中絶方法

それでは中絶方法についてみていきましょう。まずは薬による中絶方法です。実は、経口中絶薬(ミフェプリストンやミソプロストールなど)と呼ばれる薬による中絶が欧米では認められています。経口中絶薬は、妊娠7週以内に飲むと胎児が膣から血の塊となって出てくる薬。成功率は95%以上といわれ、手術で子宮を傷つけることもないため、安価で安全だといわれています。

しかし、感染症や敗血症のリスクがあるため、日本での使用は認められていません。過去には個人の入手は認められていたこともありますが、自己判断で使用して、大量出血などを引き起こした患者が病院に駆け込むケースが増加。そのため個人の輸入も制限されています。

また、薬を使用したということで女性が堕胎罪の疑いで書類送検されたこともあるので、決して自己判断で輸入して経口中絶薬を使用することはやめて下さい。

手術による中絶方法

それでは、多くの方が赤ちゃんをおろすために受ける中絶手術の種類についてご紹介します。
初期中絶の際には、搔把(掻き出し)または吸引法(吸い出し)、中期中絶の際には、ラミナリアとプロスタグランディンを使用した方法がとられます。

・掻爬(掻き出し)

掻爬は最も多く中絶で使用されている方法です。へガールと呼ばれるスプーンのような器具で子宮口を開けて、胎児と付属物を取り除きます。
手術では全身麻酔や局所麻酔を行い、その所要時間は5分~15分程度。滅多にありませんが、胎児を搔き出す際に子宮が傷つき感染症を引き起こすこともあります。

・吸引法(吸い出し)

吸引法はその名前からも想像ができるように、掃除機のような吸引器具を子宮に入れ、胎児と付属物を吸い出します。出血も少なく、搔把よりも安全性は高いといわれています。しかし、稀に全てを吸いきれないこともあるので、その場合には上記の搔把で、再度手術が行われます。

・ラミナリアとプロスタグランディン

手術前日、子宮に子宮口を広げるためのラミナリア(海藻を加工したもの)を挿入します。手術当日はまず、入れておいたラミナリアを取り除き、その後はプロスタグランディンという薬を膣の中に入れ、子宮を収縮させることで陣痛のような状態を起こさせ、流産に導きます。ただしそれで終わりではなく、流産した後に、ほとんどの場合は子宮に残った胎児と付属物を掻き出します。しかし、プロステグランディンは中期以降の中絶手術以外では使用できず、母体保護法指定医の許可がある場合にのみ用いられます。

妊娠12週を過ぎた場合は、死産届が必要です

前述でも少し触れたように、妊娠12週を過ぎた場合は結果的に中絶になろうと、流産・死産になろうと「死亡届」を出すことが必要になってきます。

死亡届は、死亡した日から7日以内に赤ちゃんの死亡地・本籍地、届出人の所在地を管轄する市町村の役所に提出しなければなりません。
届け出るのはもちろん、赤ちゃんの家族。提出には、死亡診断書又は死体検案書が一緒になった死亡届と届出人の印鑑と身分証明書が必要です。

やむおえない場合には同居人や医師・助産師が届けを出すことも可能ですが、出来るだけ中絶した場合には自分で届けるようにしましょう。

まとめ

今回は、中絶の手続きや中絶の方法やリスクについてご紹介しました。これをみて、改めて中絶するかどうか考えたいと思った方もいるでしょう。
中絶は大切な命を一つなくしてしまうこと。そのため簡単に決められることではありません。しかし、妊娠してからの期間が長ければ長いほどリスクも高まり、費用も高額になります。まずは病院に行って、自分が今妊娠何週目なのかをきちんと把握した上で、判断しましょう。

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