
性病になる原因とは?性病を防ぐためにできること
なりたくないと思っていても、しっかり対策をしておかないと危険性がある性病。性感染症に感染してしまったり、どうしたら感染するのか知りたいと思っている人は多いはずです。しっかり性病について理解しておけば、防げる可能性も高まりますからね。
そこで今回は、性病に感染する原因を追及していきたいと思います。
性病に感染する原因
まずは性病に感染する原因を考えていきましょう。一体どうして性感染症という病気になってしまうことがあるのでしょうか?
性行為
まず考えられる原因の一つは、性行為です。性病はセックスすることで感染してしまう危険性があります。性行為で感染してしまうのは、コンドームを付けなかった場合に多いです。しっかりコンドームを付けることが大切です。
また、オーラルセックスで感染してしまうケースも珍しくありません。口や舌で相手の性器を刺激する行為ですが、病原体が口腔内にいることが感染の原因です。
血液などの体液
性行為だけで感染するだけではないのが、性病の恐ろしいところです。性感染症は、血液などの体液からも感染する場合があります。また、唾液や咳などでも感染する可能性はあります。甘くみていると、普段の生活でかかってしまう人も珍しくないのです。
こんな症状に身に覚えがある人は、検査をおすすめ
ここまでは、性病の原因を考えてきましたが、みなさんは性行為や血液などの感染リスクを知っていましたか?普段の生活の中にも、性感染症の危険性はあるので、十分注意して生活しなくてはいけません。
性感染症には、様々な種類の名前があります。そのため、一つずつどんな病名があるのか知っておくべきです。ここからは、性病についてご紹介していきます。もし当てはまる症状がある場合は、検査をすることをおすすめします。
感染している可能性が高い性病をまとめてみましたよ。
最近おりものが多い→淋病
潜伏期間:2~7日
感染経路:性的な接触があり、粘膜が直接触れた場合
症状:症状の多くは、女性の場合はおりものです。量が普段よりも増えてきて、違和感を覚えることが多いです。また、不正出血がある場合もあります。
男性の場合は、排尿時に痛みを感じる場合があります。
どちらもわかりにくい症状のため、気がつかないケースも珍しくありません。
帯下が増えて腹痛を起こりやすい→クラミジア
潜伏期間:1~3週間
感染経路:性的な接触があり、粘膜が直接触れた場合
症状:女性の場合は、症状が軽いので、全く気がつかない場合が多いです。無症状の人もいます。
男性の場合は、排尿時の痛みが特徴的です。
性器に痛みをともなわない硬いしこりができた→梅毒
潜伏期間:約3週間
感染経路:性的な接触があり、粘膜が直接触れた場合
症状:梅毒の恐ろしさは、リンパ節が腫れる症状があることです。感染した部分が赤くなり、しこりやただれが出る場合があります。
そのあと発熱や全身倦怠などの症状が表れて、皮膚に発疹が出始めます。ここからが梅毒の恐ろしいところで、10年から30年かけて、心臓や血管や脳を冒していくのです。
性病の防ぐために
ここまでは感染している可能性がある性病をご紹介しました。みなさん、当てはまる症状はありましたか?もしひとつでも当てはまる症状があるならば、性感染症の可能性が高いです。今すぐ病院で検査してもらうことをおすすめします。
まだ、性病に感染していない、当てはまる症状がひとつもないという人は、今から対策をしっかりしておきましょう。
どんな対策があるのか、まとめてみました。
コンドームをつける
まず徹底して行ってもらいたいのが、コンドームの着用です。コンドームを付けることで、感染症のリスクを軽減することができます。粘膜の接触を避けることが重要なので、適切な使い方を知っておきましょう。パートナーにも話して、セックスのときは必ず装着する約束をしておくといいかもしれませんね。
また、避妊のためにピルを飲んでいる場合でも、必ずコンドームはつけましょう。
性病かもと思ったら、検査を
生活をしていると、「もしかしたら性病かもしれない…」と感じる瞬間が出てくるかもしれません。そんな時は、「私は大丈夫!」と安心するのではなく、すぐに検査をすることをおすすめします。早期発見が大切なので、治療も早めにスタートさせることで完治できるケースもあります。自分は大丈夫だと安心せずに、怪しいなと感じたら病院に行きましょう。
また、もし性感染症だと判明したら、パートナーに内緒にせずに、パートナーにも検査を受けてもらいましょう。一緒に治療を行うことで、お互いの性病に対する意識も変わってくるはずです。
まとめ
今回は性病の原因についてご紹介しました。性病は、しっかり対策しておかないとすぐに感染してしまいます。その恐ろしさを知らない人ほど、コンドームを付けずにセックスしてしまい、性病に感染するケースが多いです。パートナーと日頃のセックスでコンドームを付けるという癖を付けて、性病を防いでくださいね!