
早漏でも満足するセックスがしたい!仮性包茎の早漏を改善する方法
日常生活に支障がなければ放っておいてもいいと言われている仮性包茎ですが、パートナーがいる場合、悩みも多いものです。特に、仮性包茎が原因で早漏になってしまう、という人の場合はその悩みも深いもの。早くイキすぎて、彼女を満足させられないのは、相手にとっても自分にとっても悲しいこと。性生活に支障があると、パートナーとの関係も崩れてしまう場合もあります。
「早漏を治したいけれども、手術で仮性包茎を治すしか方法はないのだろうか?」と悩んでいる人に、今回は仮性包茎でも早漏を改善する方法を紹介していきます。自分もパートナーも充分に満足するセックスがしたいという人は、ぜひ一度、読んでみてくださいね。
なぜ仮性包茎の男性は早漏なのか
仮性包茎に関する悩みはなかなか人には相談しにくいもの。しかし、実は約半数もの日本人男性は、仮性包茎で悩んでいるといいます。そもそも早漏とは一体どんな状態を指すのでしょうか。また、どうして仮性包茎の男性は早漏になってしまうことが多いのでしょうか。
早漏とは?
早漏の国際的な定義には、次の3つが上げられています。
- 性行為中に膣内に挿入する前、または挿入後1分以内に、ほぼいつも射精が起きる状態
- 膣内に挿入している間、射精を遅らせることができない、あるいはほとんど不可能な状態
- 射精が早いことが、性行為の妨げになったり、苦痛やフラストレーションなどをもたらしたりしている状態
この定義に当てはまるものがあれば、それは早漏と言っていいでしょう。
しかし、もし挿入時間が1分以上であった場合も、自分やパートナーがそれを短いと感じ、性行為の妨げになっている場合はそれもまた早漏に当てはまるのです。
また、2017年のTENGAヘルスケアの調査によると、早漏にあてはまる男性は日本国内で推定1300万人居ると言われています。これは日本人男性の約3.5人に1人にあたる人数です。世界規模に広げると早漏の男性が占める割合は約30%、人数に表すと約7億人というとても多い数字となっています。
何故仮性包茎の男性は早漏になってしまうの?
なぜ仮性包茎の男性は早漏になりやすいのか。それには亀頭の状態に原因があります。
包茎でない人の亀頭は皮がむけていて常に露出しているため、下着に触れています。つまり、布から常に与えられる細かな刺激に慣れているのです。
しかし、仮性包茎の人は、亀頭が下着に触れておらず、必然的に刺激も少なくなるため、刺激に敏感な状態になっています。そのため、セックスの際に与えられる刺激を過剰に感じてしまい、結果早漏になってしまうのです。
早漏だと何故いけないの?
早漏の一番の問題点は、パートナーとの性生活に支障が出ることです。早漏であるとどうしても射精までの時間が短くなり、パートナーを満足させることができない場合があります。満足できないセックスが原因で、セックスレスに繋がったり、最悪の場合はパートナーと別れてしまったりすることもあるのです。
また、早漏でパートナーとの不仲が生まれると、男性は自信を無くしセックスだけではなく、パートナーとの関わりや結婚にも積極性を失っていきます。そのため、自分から女性を誘えない草食系男子が増えたり、結婚になかなか踏み切れない原因になっていたりする可能性も考えられるのです。
日本では「早漏が原因で別れた」と聞くと驚くかもしれませんが、欧米諸国では早漏が離婚の原因として正式に認められています。早漏によって性生活が脅かされることは、もはや病気と同様に扱われ、世界でも問題になっているのです。
早漏でもパートナーが満足している場合は?
早漏の定義には「性行為中に膣内に挿入する前、または挿入後1分以内に射精した場合」が早漏に当てはまると記されています。しかし、もしこの定義に当てはまっていたとしても、パートナーが満足していたならば、たとえ早漏でも治療する必要はないのです。
そもそも挿入してから射精までの時間が何分以上なら早漏ではないのか、ということについては明確な基準がないのが現状です。もし、挿入時間が長めであっても、自分やパートナーが短いと感じ、性行為の満足度が落ちているのなら、それは早漏に当てはまると言えるでしょう。
早漏を治すオナニーのやり方
仮性包茎による早漏を治すには、オナニーで治していくのが一番簡単な方法です。
仮性包茎の人はオナニーをするとき、皮とペニスを擦りつけて行うことが多いと言われています。しかし、皮を使ったオナニーをすると、少しずつ皮が伸びていってしまい、結果、仮性包茎が悪化してしまうのです。
オナニーの際には、まず皮を完全に剥けるところまで剥きましょう。そして、その状態でオナニーを行い、少しずつ亀頭を刺激に慣れさせていくのです。亀頭が刺激に慣れていけば、セックスの際の刺激に過剰に反応することがなくなり、早漏の改善に繋がっていきます。
早漏男性におすすめなセックスのやり方
「早漏だけど、自分も彼女も満足するセックスがしたい!」そんなあなたに、仮性包茎の早漏男性におすすめできるセックスのやり方を紹介していきます。最近早漏が原因でパートナーとのセックスの質が落ちている…という人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
前儀に時間をかける
早漏がなかなか治らず、挿入したらすぐ射精してしまう人は、代わりに挿入するまでの前戯を充分に行いましょう。
挿入するだけがセックスではありません。パートナーの身体を愛撫し、慈しむのもセックスの一部です。ゆっくりと身体を舐めたり、深いキスをしたりという、じっくりと楽しむ愛撫は身も心も満たします。例え挿入時間が短くても、お互いに満足でき、愛し愛されるのがセックスなのです。
イキそうになったら、スピードを落とすなりして射精を我慢する
イキそうになったらそのままの勢いで射精したくなってしまう人も多いはず。しかし、1人で先に射精してしまっては、女性は満足することができません。「自分勝手に先にイッた」と思われて、今後の関係やセックスに影響がでる可能性もあります。
お互い満足いくセックスをするためには、射精を我慢することも必要です。イキそうになったら一旦抜いて呼吸を整えたり、動くスピードを落としたりと、すぐに射精しないための努力をしましょう。自分本位のセックスにならないよう、パートナーの気持ちも考えることが大切です。
まとめ
仮性包茎による早漏で悩んでいる人は、意外と多いもの。しかし、なかなか相談できない問題であるため、仮性包茎で早漏の男性は一人で悩みを心の中に抱えていることも少なくありません。また、「今日こそは長く持たせないと」というプレッシャーにより、セックスを楽しめなくなったり、早漏が悪化してしまう場合もあります。
もし、パートナーに相談できるようであれば、きちんと話し、早漏の改善に向かって二人で協力していくことが一番良い方法です。お互いに満足できるセックスのため、仮性包茎による早漏の克服に向けて歩んでいきましょう。