
早漏をコントロールしよう!早漏克服のための効果的なトレーニング法
男性にとってなかなか深刻な悩みである早漏。彼女が居る人ならば「もうイっちゃったの?」「いつも早すぎるからもう少し我慢して?」など、辛辣な言葉をもらった経験もあるかもしれません。中には早漏すぎて満足するセックスができず、別れ話にまで発展してしまった、というカップルもいるのではないでしょうか。
「この早漏をなんとかして克服したい…!」と切実に思う早漏男性のために、今回は早漏を克服するトレーニングを紹介していきます。さらに、自分もパートナーも満足できるセックスへの心構えも紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
早漏は悪くない。悪いのは、相手を思いやらない気持ち
「早漏を克服したい!」と思っている人のほとんどは「早漏は悪いことだ」と思っていることでしょう。しかし、早漏自体は悪いことではないのです。それでは、一体なぜ、早漏であると満足できるセックスができないのでしょうか?
早漏は悪いことではない
まず認識して欲しいのは、早漏自体が悪い訳ではないということです。
スローセックスの提唱者であるアダム徳永氏は、自身の著書である『「たった3分」からの大逆転 男の「早い」は才能だった!』(講談社)の中で、「早漏は素晴らしい才能だ」という未だかつてない早漏についての評価を下しています。
アダム氏によると、「早漏の人は性的感受性に優れており、感じる性エネルギーが強い」とのこと。そして感じる性エネルギーが強ければ強いほど、セックスでは有利に働くと述べています。
イクことをコントロールするのがカギ
早漏を克服するというと、すぐにイかないように射精を我慢する力を鍛えると思いがちです。しかし、アダム氏によると、早漏克服に必要なのはコントロール力だといいます。
射精の気をペニスだけに集中させず、いろいろな場所に分散させれば、好きなタイミングで射精をすることができるとのこと。射精をコントロールできれば、早く射精することもなくなる。つまり、早漏を改善できるということなのです。
自分だけが気持ちよくなって終わらない
早漏の男性は、多くの場合、パートナーの女性が満足する前に射精してしまうことが多いもの。そのため、自分だけが満足し、パートナーが満足しないセックスで終わってしまうことも多々あるのです。
セックスは一人で行うものではありません。自分が気持ちよくなったとしても、相手が最後まで気持ちよくなれなければ、それはセックスとは言えません。相手を思いやり、お互いに満たされるセックスを行うため、射精をコントロールする方法を習得していくことが大切なのです。
早漏のトレーニング①:パートナーに手伝ってもらう
それでは実際に早漏を克服するためのトレーニング方法を紹介していきます。もし、パートナーが居て、そのパートナーに早漏を告白できる場合は、早めに告白しておくことをおすすめします。セックスが一人で行うことではないように、早漏克服もまた、パートナーに手伝ってもらう場合もあるからです。
セマンズ法について
パートナーと共に早漏を克服していく方法の一つ、それが「セマンズ法」です。
この方法は別名「スタート・ストップ法」とも呼ばれており、1956年という、今から半世紀以上も前に発明された、歴史ある早漏改善のトレーニング方法になります。この方法は、パートナーの助けが必要になりますが、身体への負担が少なく、かつ大掛かりな準備もなく手軽に始められるため、早漏を克服したい男性たちの間で話題となっています。
セマンズ法の手順
それでは、具体的なセマンズ法の手順を紹介していきます。
- まず、パートナーの女性にペニスを手で刺激してもらいます。イキそうになったら、手を止めてもらい、射精感が遠のいたら再び刺激してもらいます。
- 1を4~5回繰り返します。
- ローションを使い、1と2の手順を行います。
- 女性に騎乗位で挿入してもらいます。
- 女性の腰を持ち、動いて止めるを同じく4~5回繰り返します。
- 正常位に体位を変え、射精感をコントロールしながら射精します。
この方法を繰り返し行うことで、刺激に慣れ、射精をコントロールすることができるようになります。刺激に強くなり、きちんと射精をコントロールできるようになれば、その場限りではなく、その後も効果が持続すると言われているため、パートナーが居る人にはぴったりの方法です。
注意点としては、持続的に取り組んでいく方法であるため、すぐに劇的な効果は期待できないということ。また、あまりにテクニシャンな女性がパートナーだとすぐに勃起してしまい、止めたり動かしたりを繰り返す前に射精してしまう場合があるということです。
「射精を自分でコントロールする」という心を強く持ち、早漏克服に取り組んでいきましょう。
早漏のトレーニング②:オナニーで早漏を鍛える
早漏を克服するためのトレーニングとして、オナニーで早漏をコントロールする、という方法があります。
こちらはパートナーがいなかったり、あるいはパートナーに早漏であることを告白できない状況にある、早漏の男性におすすめの改善方法です。
メンズトレーニングカップについて
「メンズトレーニングカップ キープトレーニング」はTENGAヘルスケアが開発した、早漏克服のためのトレーニングツールです。
01~05までの5つのカップを使って、弱い刺激から強い刺激へ徐々に慣らしていくことにより、最終的に膣内に近い環境で射精のコントロールができるようになります。
また、実際に挿入して射精を行うまでの時間が、約2.38倍にも伸びたという検証結果も出ており、副作用もなく安全に早漏改善ができる、画期的なトレーニング方法なのです。
メンズトレーニングカップでのトレーニング手順
メンズトレーニングカップを使ってどのように早漏についてのトレーニングを行っていくのか、その手順について紹介していきます。
- 01~05までのメンズトレーニングカップを用意します。
- 01を使用して、普段のセックスと同程度のスピードでマスターベーションを行います。
- 2を10分以上続けられたら、次のトレーニングではひとつ上の数字のものを使います。
- 10分以内に射精しそうな場合は、肛門近くの力を抜き、リラックスします。
- もしそれでも射精しそうな場合は、一度手を止めて、射精感が弱まったら再びマスターベーションを行います。このトレーニングを週2~3回のペースで行います。
刺激の違う5つのカップを効果的に使うことにより、早漏の改善に役立ちます。また、こちらの方法もセマンズ法と同じく、焦りは禁物なため、無理のないペースで行うようにしてください。
まとめ
早漏は例え男性同士でも、なかなか大っぴらには話せない話題です。また、パートナーがいる人でも「もし早漏だと知られたことで幻滅されたらどうしよう…」という不安から、なかなか告白できないという人も多いのではないでしょうか。
しかし、早漏の克服には精神的な要素も深く関係しています。早漏だということを知っても、一緒に克服に協力してくれるようなパートナーだったら、この先の関係もきっと上手くいくに違いありません。お互いを思いやる快適な性生活のため、早漏を克服し、身体も心も満足するセックスを手に入れましょう。