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生理が来なくて心配…妊娠の可能性以外に考えられる原因。もしかしたら病気やストレスが原因かも?

更新日時: 2019.7.10
  • 大人の性教育
  • 生理

妊娠・出産に必要で、時には女性の体調の変化を教えてくれる生理(月経)。
毎月来るのが面倒くさいと思っていても、いざ来なくなってしまったら心配になるものですよね。
生理が来ない時にまず疑うのは妊娠。しかし、もちろんセックスをしていなければ妊娠の可能性はありません。では、セックスをしていないのに生理が来ない場合、妊娠以外にどんな理由が考えられるのでしょうか。今回は、生理の周期から丁寧に解説していきます。

生理の周期について

まずは、自分の大切な身体のことなので、生理の周期について知ることから始めましょう。

生理の周期と身体の変化

毎月だいたい決まった時期にやって来る生理。この生理周期を作っているのは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれる2つの女性ホルモンです。
生理周期は、生理が始まった時期から次の生理が始まる前日までの約4週間を1つのサイクルとして数えます。

1週目

生理中である1週目には、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌が減少します。そのため、生理痛がひどい人は、身体に腹痛や腰痛、貧血などの不調があらわれることも。生理が終わる頃には卵胞ホルモンの分泌が始まるため、そういった症状は徐々に治っていきます。

2週目

生理後の2週目には、卵胞ホルモンの分泌が増加し、肌や髪にもツヤが出てくる頃。女性にとって心も身体も一番調子の良い時期だといえるでしょう。また、一番痩せやすい時期でもあり、ダイエットにも最適なのです。

3週目

排卵を迎える3週目には、身体が高温期に入り、黄体ホルモンの分泌が始まる時期です。特に大きな身体の不調は見られませんが、人によっては排卵前後に下腹部に違和感を覚える人もいます。

4週目

生理前である4週目には、黄体ホルモンが増加し、身体がその影響を受ける時期。頭痛や便秘、肩こりなど身体に次々と不調があらわれます。また、精神的に不安定になる時期でもあり、イライラや不安感などもつのる傾向にあるようです。

生理の周期の目安

健康的な女性の生理周期(生理が始まった日にちから次の始まる前日まで)は、およそ25日〜38日程度。毎回規則的ではなくとも、前後1週間程度、周期がずれてしまったとしても正常だといえます。
また、生理が始まったばかりの10代や更年期にさしかかる45歳以上の方は、生理の周期が不安定になることもあります。
ただし、3ヶ月以上生理がこない時には排卵していない場合も。あまりにも生理が不定期になる場合には産婦人科を受診しましょう。

生理が来ないときに疑うべき病気

何故、生理が常に不定期、もしくは今回に限って生理が来ないという場合には産婦人科を受診することが必要なのでしょうか?
それは、生理が来ない場合、何かしらの病気に罹っている場合もあるからです。ここでは生理が来ないときに疑うべき病気について3つご紹介します。

甲状腺異常

まず、生理が来ない場合に考えられるのは「甲状腺異常」です。甲状腺とは喉仏の下あたりにある小さな臓器で、食欲や体温、エネルギーレベルなど様々なものを制御している重要なもの。しかし、ホルモンが過剰に生成される甲状腺機能亢進症やホルモンの分泌が低下する甲状腺機能低下症になった場合、体重の変動やエネルギーの低下、目の突出や薄毛など身体に様々な影響が出てしまいます。
また、この症状はホルモンに異常をきたすため、女性ホルモンと密接に関係している生理にも影響が出ることも。甲状腺が過剰になっても、低下しても生理が短くなったり来なくなったりするのです。
病院を受診して甲状腺異常と診断された場合には、投薬治療が始まります。この治療により、甲状腺の状態が元に戻れば、生理の周期も正常に戻るそうです。

子宮内膜症または子宮腺筋症

次に、生理にこない場合に考えられる病気は「子宮内膜症」または「子宮腺筋症」です。両者は、子宮内膜に異常が見られる病気。子宮内膜とは、赤ちゃんを迎えるため、毎月子宮の内側に作られる細胞です。妊娠しなかった場合、子宮内膜は剥がれ、生理の出血として外に出されます。
子宮内膜症は、子宮内膜が内側ではなく、卵巣や腸など外側に移動してしまい、生理不順や筋肉の痙攣、激痛なども伴う場合のある病気なのです。
また、子宮腺筋症とは、子宮内膜が子宮筋の中にも侵入し、生理のたびに出血を繰り返すことで、生理不順や過多月経になる病気。こちらは40代〜50代の女性に多い症状です。生理が来ない、いつもより生理痛がひどいなどの症状が続く場合には、がん化することもあるので、早期に産婦人科を受診するようにしましょう。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

生理が来ない場合、考えられる3つ目の病気は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)です。これは特に若い女性に見られ、卵巣に卵胞がたくさんできて詰まり、排卵が止まってしまう病気です。卵胞の中では男性ホルモンが作られるため、血液中の男性ホルモンが増加し、肥満や肌荒れにつながります。また、黄体ホルモンの分泌が低下するため、生理不順にもなりやすい病気でもあります。
病院でホルモン治療なども受けることはできますが、多嚢胞性卵巣症候群と診断された場合には、適度な運動や食事改善など生活習慣を変えることで症状が治まることが分かっています。

病気以外で生理が来ない理由

それでは、最後に病気以外で生理が来ない理由についてご紹介します

ストレス

まずは、日常のちょっとしたストレスが生理不順につながる可能性もあります。何故なら、人はストレスを感じると、身体の中でコルチゾールというホルモンが大量に放出されるから。そのことで、生理の周期を整える生殖ホルモンの働きが低下し、生理が止まったり、遅れたりするのです。

体重の変化

生理が来なくなる原因の一つとして、急激な体重の変化も挙げられます。すぐに痩せようとして、1~2ヶ月の間に5kg以上体重を落とす過激なダイエットを行なった場合、身体は栄養失調だと判断し、生殖機能を活発にさせるゴナドトロピンというホルモンの分泌が低下。それが生理不順につながります。

過度の運動

身体に良いと言われている運動。しかし、実は過度な運動が生理不順につながる可能性があるのです。みなさんは女性に必要な体脂肪率を知っていますか?理想の体脂肪率は20〜25%。15%を下回ると、急激な体重の変化と同様に、身体が栄養失調だと判断されます。それによって生理不順につながることを運動性無月経といいます。運動による身体作りが必要な女性アスリートなどに多く見られる症状だそうです。

まとめ

今回は、生理が来ない場合に考えられる原因についてご紹介しました。生理の周期は、様々なホルモンの分泌によって整えられているもの。そのため、病気やストレスなどのちょっとした身体の変化がホルモンに影響を及ぼし、生理不順を引き起こしてしまうのです。

生理が来ない時には、まず他に腹痛や体重の変化など自覚症状がないかどうか考えてみましょう。長い間、生理が来ない場合には一度産婦人科を受診することをおすすめします。

また、健康的な生活習慣も生理周期を整えるためにとても重要です。過度な運動やダイエットをするのではなく、適度な運動・健康的な食事・質の良い睡眠などを心がけましょう。

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