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妊娠=出産という考えは間違い!誰にでも起こり得る流産はどのくらいの確率?

更新日時: 2019.7.3
  • 大人の性教育
  • 妊娠

妊娠・出産は奇跡だと言っても良いくらい素晴らしいことですよね。
しかし、妊娠すれば元気な赤ちゃんを出産することが出来るという確証はなく、突然妊娠の継続が困難になり流産してしまう可能性も十分にあるのです。
そもそも、流産とは一体どんな状態になることなのか?流産の種類や年齢との関係性、流産してしまう確率などについて詳しくご紹介していきたいと思います。

流産とは

流産とは、妊娠週数が22週未満に胎児が亡くなってしまい、妊娠の継続が出来なくなった状態のことをいいます。
また、流産のなかでも早期流産と後期流産と違いがあり、週数によって呼び方が異なります。

  • 早期流産→妊娠週数12週未満の流産
  • 後期流産→妊娠週数12週以降22週未満の流産

【流産】という言葉自体は、多くの人がどんな状態になってしまうのかということをご存知だと思います。
しかし、なぜか流産をする確率=低いといった認識が高く、ごくわずかの人しか経験しないことであろうというイメージが強くあります。

実際は、流産は決して珍しいことではありません。むしろ、誰にでも起こり得る可能性があると言っても良いでしょう。
流産する確率はは母体の年齢が上昇すればする程高くなることが分かっています。
特に、40歳を超えると一気に流産の可能性が高くなり、50%近くが流産してしまうというデータもあります。
最近では、晩婚化が進み、それに伴い妊娠出産の年齢も上昇しています。
ですので、残念ながら流産を経験する女性も必然と増加しているということです。

流産の分類にはどんなものがある?

流産には、状態によって6種類に分類されます。

化学流産

化学流産とは、受精卵が着床したものの、その後状態を維持することが出来ない状態。
化学流産が起こる場合、出血がありますが、生理と区別が出来ないケースがほとんどです。
また、化学流産は、【流産】という名がつくものの、医学的には流産のカウントには含めません。

稽留流産

稽留流産は胎児がすでに亡くなっている状態であるものの、子宮内にとどまっている状態です。
腹痛や出血がないため、超音波で発覚することがほとんどです。
稽留流産確認後の処置として、胎児が自然に排出されるのを待つか、子宮内除去手術をするケースと分かれます。

切迫流産

切迫流産とは、お腹の痛みや出血があるものの、赤ちゃんは生きている状態のことを言います。
ただ、流産の可能性がある以上、危険な状態であることには違いありません。

進行流産

進行流産とは、流産が進んでいる状態です。出血や子宮収縮があり、流産を止めることが困難な状況。
子宮内容除去術の必要があります。

不全流産

不全流産とは、胎児の心拍停止、もしくは胎児の確認が出来ない状態です。
腹痛や出血があるものの、子宮内に一部が残ってしまっている状態のことを言います。
子宮内に残った一部を完全に取り除く必要があるため、子宮内容除去術をする必要があります。

完全流産

完全流産とは、胎児や胎嚢などが完全に体外に排出されてしまう状態です。
子宮内に残っていないことが確認され、出血が止まっている場合には処置の必要はありません。
その後は2、3カ月生理を見送り、子宮を休ませることが望ましいです。

流産する確率はどれくらい?

自分はきっと流産することはないという思いを抱きがちですが、妊娠した女性では、誰でも流産をしてしまう可能性があります。
しかし、どのくらいの確率で流産をしてしまう可能性があるのか知らない人も多いはず。
流産の確率は妊婦さんの【年齢】と【妊娠してからの時期】が大きく関係していました。

妊婦さんの年齢と流産関係性

繰り返しになりますが、流産自体が決して珍しいことではなく、妊娠を経験する以上誰でも起こる可能性はあります。
基本的には年齢を問わず、約15%の確率で流産してしまうリスクが伴うとも言われていますが、この流産してしまう可能性は、年齢と共に上昇していきます。
流産の確率が急激に上がる年齢として35歳で20%、40歳で40%というデータも出ており、無事に出産に至るまでには険しい道のりになる可能性があると言っても良いのかもしれません。

妊娠してからの時期と流産の関係性

流産には、2種類あることをお話ししました。

  • 妊娠週数12週未満の流産ことを「早期流産」
  • 妊娠週数12週以降22週未満の流産「後期流産」

妊娠発覚直後から12週未満に起こる早期流産は、約15%の割合で起こると言われていますが、原因のほとんどが赤ちゃん側の問題(染色体異常)である場合が多いです。
染色体異常がある場合、残念ながら赤ちゃんの生命力頼りになってしまいますので流産を止めるために出来る処置はありません。

一方、妊娠週数12週以降、22週未満に起こる後期流産は、起こる割合が約2%ほどに下がるものの、母体側に原因があることが多いです。
例えば、「子宮頚管無力症」がこれにあたります。
子宮頚管無力症とは、本来であればしっかりと閉じている子宮の入り口部分の子宮頚管が開いてしまう状態の事を言い、流産のみならず、早産の原因にもなります。
母体に何かしらの原因があり、流産が起こってしまう場合には処置次第で流産を食い止めることが出来る可能性もあります。

まとめ

【妊娠したら誰もが無事に出産日を迎えることが出来る】
こんなイメージが先行しがちですよね。
しかし、実際には「流産」、特に初期の段階での流産は珍しいことではなく、確率も約15%ほどだと言われています。
ただ、流産の可能性がある、ない、どちらにしても、大切なのはママが赤ちゃんの生命力を信じること。
これが一番大切な事なのではないでしょうか。

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