
マンネリキス打破! 女性が喜ぶキスのやり方徹底解説
キスが上手な人って、素敵! ――女性がそう思っているのは分かるけれども、いったいキスが上手ってどういうことなのでしょうか。唇をつけて、せいぜい舌を絡めるくらいじゃないの……そんな風に思ってはいませんか?
実はキスと一言に言っても、その方法ややり方には様々な工夫があります。あなたの想像する「キス」とお相手の望んでいる「キス」のやり方が同一だとは限りません。
この記事では、お相手をその気にさせる効果的なキスのやり方や、キスの種類についても解説します。
女性が喜ぶキスのやり方5選
まずは具体的に、キスにはいったいどのような種類があるのか、代表的なものを5つご紹介します。実際のキスの場では、ひとつの種類にこだわるのではなく、相手の様子を見定めながらいくつかのやり方を絡めた形でテクニックを発揮してくださいね。
バインドキス
海外ドラマなどでよく見るタイプのキスがこの、バインドキスです。相手の唇を自分の唇で挟み込むように咥え、舌で軽く相手の唇をなめたり吸ったりするものです。主に、相手の下唇を挟み込むようにするのがスマートです。
相手は下唇を押さえつけられる形になりますので、自然とあなたの上唇に愛撫する形になります。
バインドとは拘束や束縛を意味する言葉で、バインドキスはその名の通り、相手を自分のものにするという意味もあります。
「俺のものにしてやる」という心理的な情報を相手に与えるキスのやり方なので、セックスへのいざないに効果的です。その反面、相手がキスに不慣れな女性の場合は、男性から唇を咥えられることに対して恐怖心を持ってしまう場合がありますので注意が必要です。
リズミカルキス
リズミカルキスとはその名の通り、唇を合わせた状態で、リズミカルに舌を相手の口唇内に挿入出を繰り返すキスのやり方です。ディープキスの最も軽いやり方というとらえ方で構わないでしょう。
リズムは相手に合わせて。単一ではなく、時折ゆっくりにしたり早くしたりと変化をつけるのも良いでしょう。
お相手がディープキスに不慣れな場合は、口唇内の深い部分まで舌で探らないほうが良いので、軽めに試してみてくださいね。
ストローキス
ストローキスとは、相手の舌をストローに見立てて吸い込むキスのやり方です。かなり濃厚なディープキスのテクニックですので、軽いキスから初めて、お互いの気持ちが高まったときや、セックスの合間などにするタイプのキスです。
ストローキスを女性からしてきた場合は、自分もしてほしいという合図の場合がほとんどですので、あなたからもするようにしてください。
ただ、あまり強く吸うと痛がる女性もいますので、その点だけ注意しましょう。
カクテルキス
カクテルキスとは、舌をつつき合ったり、相手の唇や舌を吸ったり噛んだりするキスのやり方です。お互いに軽く口を開けて密着させた状態で行うやり方が一般的ですが、特にこだわらなくても良いでしょう。舌先を相手の口唇内で遊ばせるイメージです。ディープキスというと連想されるキスのやり方がこの、カクテルキスだと言えばわかりやすいかもしれませんね。
かなり濃密な性的関係を連想させるキスのやり方なので、お相手が不慣れな場合やキスが初めてという場合は不向きです。関係性が高まってからするのが一般的です。
インサートキス
唇を重ねた状態でお互いに舌を入れ合うキスのことをインサートキスと言います。気を付けてほしいのは「お互いに入れ合う」という点。あなたが舌を入れるときは思う存分相手の口唇内を探ることになると思いますが、そればかりに終始しないこと。適当なところで舌を引っ込め、次は相手の舌を口唇内で自由に遊ばせましょう。
大事なのは、交互に行うこと。まずは相手に好きにさせ、相手が舌を引っ込めたら自分の舌を差し込むという形で進めるとスムーズです。
キスが上手い人のポイント
キスは、女性にとってロマンチックなもの。相手が自分を心から大好きだと思っていて求めているのだという証です。ただの肉体的な接触ではなく、深い愛情の表れです。女性にとっては性行為以上の意味を持つ場合もあります。
キスがうまい男性というのは、実はキスそのもののテクニックだけでなく、そういった女性心理をくみ取るのがうまい人でもあります。たとえば、キスを単なるセックスの前戯だと思ってはいませんか? 男性が早くキスからセックスに移ろうと思っていたとしたら、女性はそれを敏感に察知するでしょう。
雰囲気を作る
女性はキスに雰囲気を求めます。求める雰囲気は女性により好みがありますので、それは男性側が見極めなくてはなりません。
優しいキスから徐々に深く激しいキスに移行するのが好きな女性もいれば、初めからハードなキスを求める女性もいます。言葉の不要な女性もいれば、キスの合間に好きだよ、愛しているといった言葉をはさむことで気分を盛り上げる女性もいます。
セックスの途中にキスされるのが嫌な女性もいれば、キスされながら挿入されたいという女性もいます。
はじめは様子を見ながら、相手がどんなキスをしてくるかによって、自分がどんな雰囲気でキスを演出するか見定めるようにしましょう。
いずれにせよ、何らかの理由がない限りは、キスそのものに没頭できるよう、双方が落ち着いた環境でキスをするのが一番です。
案外男性が見落としがちなのは、デートの途中でのキス。
デートの途中で人目もなく、周囲の雰囲気も抜群な時、気分が盛り上がってキスに進むことがあるかと思います。男性側としては深めのキスを楽しみたいかもしれませんが、女性側からやんわり拒絶される場合があります。
これは、彼女が心から嫌がっているわけではありません。むしろ、彼女もその気に見える場合さえあるでしょう。彼女が嫌がっているのは、キスではなく、化粧が崩れることです。激しいキスはどうしても化粧崩れを起こします。恋に酔っていても、女性には現実的な部分があります。そのことは男性も理解しておき、デートの途中ならまずは軽いキスにし、女性の反応をうかがうようにしましょう。
力を抜く
キスの時に、とにかく相手を刺激しようと、必死になって舌を絡めてくる人がいますが、逆効果です。どうしてもがっついた感じが出てしまい、ぎこちなくなってしまいがちです。
唇や舌は、想像以上に緊張を表す部位です。緊張で舌が回らなくなったり、唇が渇いたりした経験は、どなたもお持ちだと思います。緊張していると舌先は固くなり、うまく動かなくなるものです。また、口の中がカラカラになっていると、キスもうまくゆきません。
キスはできるだけ肩の力を抜き、相手の粘膜を楽しみ、相手にも自分を感じてもらうといった気持ちで、余裕を持つようにした方が無難です。そのほうが相手の反応が分かり、相手がどんなキスのやり方を好んでいるのか、どんなキスのやり方はあまり好きではないのかもよくわかります。
ただし、気分が乗ってきたときやお互いに興奮状態にあるとき、セックスのクライマックス時のキスなどは、多少荒々しくても自然です。ただ、その時も相手の唇を強く噛んでしまったり、舌を強く吸ったりで傷つけたりしないよう、その点は注意してくださいね。
ボディタッチもプラスする
セックスの途中のキスであれば、当然キスをしながらお互いの身体に触れあうかと思います。でも、そうでない場合のキスの場合、せいぜい背中に手を回す程度かもしれません。ですが、キスが進んでいったら頬に触れたり頭をなでたり、ボディタッチを積極的に取り入れてください。
頭を抱え込まれるようにキスをされたい女性もいれば、手のひらを絡めたい女性もいます。相手の様子を見て、相手にあったボディタッチを試してみましょう。
まとめ
女性が喜ぶキスのやり方について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
いろいろご紹介してきましたが、キスは本来、双方が楽しむものです。ここでは男性が女性をリードするという視点でご紹介してきましたが、あなたにもあなたが好きなキスがあるかと思います。自分はこういうキスが好きだからしてほしいと、きちんと相手に伝えることのできる信頼関係を結ぶことが、実はキス上手への近道ですよ。